抗酸化カクテル点滴
Laser alopecia
抗酸化カクテル点滴
Laser alopecia
Intravenous drip
ビタミンが不足すると様々な症状があらわれます。疲れがなかなかとれない、健康が気になる、肌が気になるなど
不足しがちなビタミンなどを点滴で補うことで体の中から改善効果が期待できます。
気になる症状、改善したい内容をカウンセリング。
目的に合わせて薬剤を配合し、オリジナルカクテル点滴を行います。
Problem
Intravenous drip
dROMs(酸化ストレス値)、BAP(抗酸化力)を施術前後で比較します。
大気中には、約20%の酸素が含まれており、人はこの酸素を使い生命活動を維持しています。
この酸素は、外部からの様々な刺激を受け、反応性の高い活性酸素に変化します。変化した活性酸素は、細胞伝達物質や免疫機能として働く一方で、過剰な産生は細胞を傷害し、がん、心血管疾患ならびに生活習慣病など様々な疾患をもたらす要因となることもあります。そのため、生体内には、活性酸素の傷害から生体を防御する抗酸化防御機構が備わっており、活性酸素の産生が抗酸化防御機構を上回った状態を酸化ストレスといいます。
過剰な活性酸素は細胞障害をもたらすことがありますが、白血球から生まれる活性酸素は体内の免疫機能や感染防御の重要な役割を担います。また、細胞間のシグナル伝達や排卵、受精、細胞の分化・アポトーシスなどの生理活性物質としても利用されます。
抗酸化防御機構は、活性酸素の産生を抑制したり、生じたダメージの修復や再生を促す働きがあります。生体が有する抗酸化防御機構には、スーパーオキシドジスムターゼ、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなどの内因性の抗酸化酵素に加え、ビタミンC、ビタミンE、カロテノイド類、カテキン類などの外因性の抗酸化物質もあります。
当クリニックは、クリニック内のラボで測定するため、来院時の採血により30分で高濃度ビタミンC導入の可否が判定できます。
一般的には検査結果の判定を検査会社に依頼するため、結果が出るまで数日かかってしまいます。
点滴が初めての患者様は施術前に血液検査を必ず行います。G6PD酵素異常症がある方がビタミンCを点滴した場合、溶血発作を起こす可能性があるためです。
検査結果は5~10分くらいで出ますので、問題ないようでしたらすぐに点滴治療することができます。
高濃度ビタミンC点滴療法は、12.5gのビタミンCを、点滴で投与します。レモン1個のビタミンCは約20mgなので、ビタミンC点滴はレモン625個分となります。ビタミンCは水溶性なので、口からたくさん摂取しても尿として排出されてしまいますが、点滴であれば、直接血液に投与することで、効率よく血中濃度を高めることが可能です。
ビタミンCには抗酸化作用があります。抗酸化とは、活性酸素により細胞が傷つく(サビる)のを防ぐ作用です。抗酸化力は加齢とともに衰えます。抗酸化力の低下は、活性酸素の破壊力を増し、その結果、身体中の細胞が錆びつき、肌荒れや疲労、老化となって現れます。高濃度ビタミンC点滴は、抗酸化力を強力にアップさせることで、アンチエイジングや美肌効果、疲労回復、免疫力アップと導きます。
こういった方には、定期的な高濃度ビタミンC点滴療法をお勧めいたします。